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2014年7月 8日 (火)

小名木善行先生の☆百人一首(第17回)54〜56番歌

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綺麗な夕焼けです(^.^)
平安時代の人も、同じような夕焼けを見て感動していたことでしょう。

さて、今回の百人一首の、ねずさん流解説は最高でした!!
nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2311.html?sp

この第17回を読んで以来、和泉式部で頭がいっぱいです♡
時代によって結婚形態や、生活様式、というような外側は変化しますから、まず平安時代の結婚の形を知らないといけないですね。

通い婚、しかも一夫多妻。
姉妹で同じ男性と結婚しているし。。

感じる心に変わりはないでしょうから、女性にとっては辛い時代だったのではないでしょうか。

でもそんな時代に、現代でさえ考えられないような恋愛遍歴をされた一人が、和泉式部です。

もしかして、今より性がオープンだった?
愛する心が、深かった?

和泉式部は愛に生きた女性ですね。


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54番歌 儀同三司母(ぎどうさんしのはは)

忘れじのゆく末まではかたければ
今日を限りの命ともがな

わすれしの
ゆくすゑまては
かたけれは
けふをかきりの
いのちともかな
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「お前のことは忘れないとおっしゃられるそのお言葉は、遠い未来にはどうなってしまうかわかりません。そうであるならば、今日を限りの命であってほしいと思います」といった意味になります。

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貴子さんの、人生を振り返った時、
この一瞬が本当に幸せだったのだな〜と思います。

『この歌からかもしだされる雰囲気は、限りなく一途で、限りなく透明な愛』

たくさんの哀しみを味わい、辛い思いもたくさんされたことでしょう。

だけど百人一首の中では、幸せ絶頂の思いで留め置かれている。

定家さん、素晴らしいですね(^-^)/

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56番歌 和泉式部(いずみしきぶ)

あらざらむこの世のほかの
思ひ出にいまひとたびの逢ふこともがな

あらさらむ
このよのほかの
おもひてに
いまひとたひの
あふこともかな
==========

『和漢に通じ、平安時代を代表する女流文学者である和泉式部が、晩年、自らの死を前にして詠んだのが、この歌です。

歌の意味は、「私はもう長くはいきていない(在らざらん)ことでしょう。けれどこの世の最後の思い出に、今一度、あなたに逢いたい。その胸に抱かれたい」というものです。』

和泉式部は、「忍恋」で大人の恋をしたのではなく、あくまでもご自分の思いに正直に、親の反対も押し切って、燃える愛を皇子と二回もされた方です。

こういう女性って
多分、いくつになっても戀をし、愛にいきる運命の下に生まれたのではないかしら。

だから最後の夫との平穏な生活には飽き足らず、また戀に落ちてしまったような気がします。

だから、そういう煩悩から決別するために
また、相手から諦めてもらうために出家したのではないかしら。。

愛され続けた肉体が、死によってなくなってしまうその前に

もう一度逢いたい、

逢いたい、

式部にとっての愛とは、この想いが重要な要素だったのですね。

誰も口にしないだけで、
正直なところは、式部と同じなのかもしれません。

定家によって、とどめ置かれた一首が哀傷歌ではなくて

この歌だったということは、全てを懸けて愛し、失った女性が、最後まで失わなかったこんな正直な思いだったのではないかしら。

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昨日は七夕でしたが

何かお願いごとはされましたか?

叶うといいですね(^.^)


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