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2015年10月 3日 (土)

和歌を読み解く鍵を持てたら、どんなに素敵なことでしょう♡

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昨日と今日、2日続けて百人一首の解説だったので、とても嬉しかったです(^-^)

どこにもない解説を、時代背景と時代的思想を考慮されて、もうそれしかない!!
という感動の解説をされる、ねず先生の解説です。

『殷富門院大輔とドアの鍵
nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2782.html?sp

百人一首の90番に殷富門院大輔(いんぷもんいんのたいふ)の歌があります。

 見せばやな 
 雄島の海人の袖だにも
 濡れにぞ濡れし色は変はらず

実は、百人一首の本を書くときに、いちばん苦労したのが、この殷富門院大輔の歌です。
といいますのは、一般にはこの歌は、「恋のつらさから血の涙で染まった袖を詠んだ歌」だとされているわけです。
ところが、歌をみたらわかりますが「色はかわらず」です。
つまり「袖の色は変わっていない」と詠んでいるのです。
殷富門院大輔は何を伝えようとしたのでしょうか。』

『皇嘉門院別当(こうかもんいんのべっとう)
nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2785.html?sp

 難波江の蘆のかりねのひとよゆゑ
 身を尽くしてや恋ひわたるべき
(なにはえのあしのかりねのひとよゆゑ みをつくしてやこひわたるへき)

百人一首八十八番の皇嘉門院別当(こうかもんいんのべっとう)の歌です。
表面上に書かれた歌の意味を現代語訳したら「難波江に生える葦の刈り根の一節のような、そんな短い一夜の契りであっても、私は身を尽くして恋い続けるのでしょうか」となります。
だからこの歌は、「一夜限りの恋のはかなさを詠んだ歌です」と紹介している本等が多いです。(というか、そればかりです。)

しかし昨日の記事の殷富門院大輔の歌で述べさせていただきましたように、和歌というのは、例えてみれば「ドア」です。
「ドア」の向こうに、素晴らしい世界が広がっているのです。
古い言葉で書かれているから、それを字義通りに現代語訳してわかったような気になるのは、「ドア」だけを見て、部屋の中にある宝を見たような気になっているようなものです。』

上にご紹介した二つのブログについて、Facebookフレンドの國語問題協議會常任理事のY先生が、素晴らしいコメントを寄せて下さいましたので、ご紹介いたします。

『みそひともじ(31文字)の秘密。
日本人が言葉で意思を伝える時、究極の美意識が遺憾無く発揮された形が、和歌ですね。
言外に隠され、臥された真実を察する事も出来ない程度の教養では、超一流の器を持った人物とは認められなかった時代は、日本は日本らしい道を歩めていました。
それが、字面だけを、まるで一語一意の翻訳文のように浅い解釈しかしなくなった時に、日本らしい格調の高さ、矜持が失われ国体も崩れ去って仕舞ったのです。
歌の鍵を開けようと救いの手を差し伸べて下さる、ねずさんがいて、良かった。
開かずの間の鍵の存在を示唆して下さる事で、日本人もはっと気付いて謙虚になれます。
日本人としての自覚が沸き上がってきます。
なぜ31文字なのか、自ら考えずにはいられません。
有り難う御座います。』

素晴らしいですね♪
\(^o^)/

☆☆☆☆

和歌には、その時々のTPOがありますから、これだけしかない!!
という決めつけではなくて、自分の心が感じるままに解釈して、今を生きる道標になればいいのではないかな、、、
と思います。

ねず先生は、日本人の心を取り戻し、日本再生の道標となるための大いなるメッセージを、百人一首から受け取られたのでしょう。

それは、何か大きなうねりを引き起こす原動力になるに違いありませんね。

私は、そんなだいそれたことは考えておりません。
ですから私には、「恋の歌」としての扉の鍵しか持ち合わせていません。

一夜限りの契りであったとしても、大切な思い出として心の中でずっと恋続ける想いとして、皇嘉門院別当様の和歌をイメージします♡

それは、それで良いのよ、
と皇嘉門院別当様は、微笑んでくださると思いますから(^_^)v

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